尋常性乾癬の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
70歳 男性
50歳ぐらいから尋常性乾癬になり色々と病院に行ったが、
良くならず漢方薬で治していきたいと来店されました。
今まで病院に行ってステロイドやビタミンDなどを処方されていたそうです。
ちなみにマイザー、アンテベート、オキサロール、ロコイド、ビーソフテンを使用していたそうです。
今は効かない為、使用していないそうです。
細かく症状を伺いますと熱感が酷く、肘、額、足の膝が魚のウロコ状になりボロボロと皮がむけています。
食事は脂っこい物、甘い物、刺激物、酒が多いようです。
その為、まず食事指導を徹底的に行いました。
中国医学的に診ますと『血熱旺盛』、『熱毒停滞』の状態考えます。
その為、体の熱毒素、血熱、湿熱を解毒していく漢方、水分代謝を整えていく漢方、
消化吸収を改善していく漢方をお渡ししました。
すると、1か月ほどして熱感が治まってきたという報告を受けました。
また、2か月目には真っ赤っかの皮膚がピンク色に変わってきました。
さらに、うぶ毛も見受けられます。
尋常性乾癬の範囲が小さく、ウロコ状の皮膚が少なくなってきているようです。
S様も大変喜んで頂き、苦い薬も問題なく続けて頂いております。
お酒が好きで毎日飲んでいたようですが、強制的に1週間に1回は休肝日を設けられました。
体調が良い為、引き続き飲んで頂いております。
食生活を変えていく事で根本的に治療していく事を伝えながら、
漢方薬を併用してく事で相乗効果が得られます。
言い方を変えましたら、いくらいい薬を使っても
食生活がメチャクチャでしたら効くものも効かなくなります。
ましてや20年間のステロイドを使用する事で体に溜まっている熱毒素、
老廃物、熱熱、湿熱が溜まり過ぎています。
これらは、解毒していかなければ、ステロイドをいくら塗りたくっても
一向に良くなりません。
人間の皮膚は野球のグローブではありません。
ひとりひとり、体質も自覚症状も違いますが、
根本的に治療していく事でよくなられる方が多くいらっしゃいます。
色々試したがうまくいかなかった方は是非、ご相談下さいね。
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